すみれもん-ママができること

楽しく生きる、楽しく学ぶ、を伝えたい。

日本で一番学費が高い私立小学校が夢の世界過ぎたお話

f:id:sumilemondesu:20170618234123j:plain

私が通っていた幼稚園・小学校は、大学付属の学校で、20年以上前ですが

当時は日本で一番学費が高い学校と呼ばれていました。

※インターナショナルスクールを除いて、と言う事だと思います。

 

入園の経緯についてはこちら

 

今回は、その大学付属校の小学校時代についてのお話しをしたいと思います。

学校の魅力

偏差値は50前後と、偏差値が高い小学校ではありません。

勉強させたいなら、別の学校に行ってください

と学校側がはっきりと宣言していますし、HRで担任が冗談まじりに口にしているのを何回も見ています。

 

 

では私が行った小学校の何がそんなに魅力なのか?というと

 

環境が良い

 

という風に言われています。

環境が良い、とは?

環境が良いって何ぞや?と思う方もいらっしゃると思います。

どう説明したら伝わるのか、難しいですが、私自身も通っていて『環境は抜群だった』と思えます。

 

まず学校全体の敷地はディズニーランドがすっぽり入る広さがあり、その中に

幼稚園~大学、それにともなう関連施設(体育館・博物館・畑・プール・グラウンドなど)が建てられています。

敷地の入り口には、守衛さんが立っており、部外者が入れないようになっています。

私は敷地内は安心・安全で、学校に守られているというイメージを持っていました。

 

敷地内に建てられている校舎や関連施設のどれもが、とても綺麗で洗練されています。

ボロい校舎、とは無縁の世界です。

f:id:sumilemondesu:20170618233905j:plain

 ※写真はイメージで実際とは異なります。

 

小学校の校舎内には一般発売される前のi macがいたる所に設置され、子供たちが自由に最先端のパソコンに触れる事が出来ました。

i mac のイメージが沸かない方は発売前のi-padが学校内に沢山あって勝手に触り放題、と思って頂ければと思います。

20年前の時点で、SNSを学校独自で作り上げ、父母や生徒が自宅からSNSでやり取りをしていました。

英語の授業も今では当たり前ですが20年前から外国人教師による英語のみの授業が行われていました。

 

とにかくしい技術、新しい試み、というのはすぐ取り入れる学校でした。

 

最新設備・最新機器が揃っていながら、それでいて、敷地内には自然も多く、ドラえもんに出てくる裏山のような場所もあります。

学校版ディズニーランド

当時は子供でしたから、起こる事すべてが、

 

これは当たり前、みんなもこれが普通

 

と思っていましたが、今にして思えば、すべてが夢の世界の出来事みたいです。

ディズニーランドって一歩足を踏み入れると夢の国が広がり、空気まで変わるような気持ちになりますが、まさにそんな感じです。

 

学校の敷地内は空気が違う、と来校される方は口々に言います。

保護者の職業

保護者の半分位が自営業でした。職業『社長』が多い感じでした。

私の親もこれに当たります。

 

次いで多いのが医者・歯医者、有名人・芸能人・アーティストという感じです。

政治家や大企業の重役、という方はあまり聞いた事がありません。

 

大学に医学部がないからか、それとも勉強がつがつ系の校風でないからなのか、

医者の『娘』は多かったですが、医者の『息子』はあまりいませんでした。

有名人・芸能人が多いので子供は耐性がついている

有名人・芸能人・アーティストの保護者は1クラスに5人以上はいたと思います。

なので、誰かのパパやママがテレビに出ていても、そこまで特別な事ではありません。

大物司会者、大物演歌歌手、など、芸能界でも「大物」とつくような方々だと、大人の方がざわめきたつので、子供もそれを感じ取る程度です。

ストラディバリウス保有してる家も

f:id:sumilemondesu:20170619003717j:plain

アーティストの中には、画家や音楽家などもいます。

1億円を超えると言われるバイオリンの名器、

ストラディバリウスを保有しているというご家庭もありました。

音楽一家で、自宅で演奏会を開いたりしていたとか。

私は呼ばれた事ありませんが、凄い優雅そうですよね。汗。

外国勢はケタが違う

国籍が違う人も沢山いました。

台湾・韓国・イギリス・パキスタンなどなど。

国籍が違う方々の資産は頭一つ抜けてた印象です。

なので、子供の頃、日本にいる外国人はみんなお金持ちばっかりなんだと思ってました。

宗教に柔軟

国籍が違うと、宗教が違うという事があります。

宗教上の理由で、豚肉、牛肉などが食べられない、という方もいます。

普段はお弁当なので問題ないのですが、修学旅行や、みんなでカレーを作る課外授業などの日は、その子がいるグループだけお肉を別の物に変える、という事はよくあることでした。

その事に対して、文句を言う人はいない、というか、逆に嫌な顔してる人がいると、うわー心せまっ!と、白い目で見られます。

夏休みあるある ハワイで同級生に会う

f:id:sumilemondesu:20170619002614j:plain

夏休みなど長期休暇は、ほとんどの家庭が海外旅行に行きます。

夏休み明け、どこに旅行に行って、どんな体験をしたかを語り合うのはどこの小学生も同じなんでしょうか?

 

私の通っていた小学校では、ハワイ旅行はメジャー過ぎてあまり食いついてくれません。

泊まるホテルも大体似たり寄ったりなのもあるからかもしれませんが、ハワイに行くと結構な確率で同級生に会ったりします。

 

そんな中、みんなが食いつく旅先が、

f:id:sumilemondesu:20170619002632j:plain

エジプトです。圧倒的ピラミッド人気!

エジプト旅行に行ったという子はそんなに多くなく、私の知る限りでは学年に5人程度しかいなかったと記憶しています。

夢の国を出た時に壁にぶつかる

これはこの小学校を過ごした人、全員のあるあるだと思います。

遅かれ早かれ、いつかは夢の国から出る時がやってきます。

 

私は小学5年の秋過ぎから

このまま持ち上がりで自分の人生を進んで良いのか?

という疑問を持ち始め、小学6年から中学受験のための勉強をし始め、別の中高一貫の私立中学に行きました。

 

なので、私は中学の時にこの壁にぶつかりました。

今思えば、早い段階でぶつかれて良かったのかもしれません。

 

夢の国が普通だと思っていたけれども、実際は違ったという事。

 

一番悲しかったのは、世の中は思っている以上に悪意に満ちているという事を知った時です。

 

小学校の同級生は平たく言えば『お行儀の良い子』ばかりでした。

どこかのんびりしている子が多いし、生活にも心にも余裕があり、他者を気に掛ける事が出来る『良い子ちゃん』タイプの比率が高いのです。

 

他人を蹴落としてまで、欲しい物は手に入れてやる!

 

そういうダーティな感情をみんな知らないのです。

自分が頑張らなくても親が何とかしてくれちゃうんですよね。

そりゃ、競争心もなくなります。

 

ですが、実際の社会は『良い子ちゃん』タイプというのはめったにいません。

そればかりか、今まで触れた事のない、ダーティな感情は沢山うずまいています。

 

世の中には悪意も含めて色んな人がいる、その中でどうやって生き抜いていくか、と言う事をなるべく早い段階で経験させた方が良いんじゃないかと、私は思うのです。

大人になればなるほど、だまされた時に取り返しのつかない事態になりやすいと思うので。

 

ですから、自分の子供には公立小学校を考えています。

公立小学校が現実社会を経験するのに、一番適切だと思うからです。

同窓会に一度だけ参加した

20代の頃、一度だけ小学校の同窓会に参加しました。

同窓会で話していてびっくりしたのが、小学校に通っていた同級生の半分近くが日本にいない、という事です。

海外に生活の拠点を移している人が多かったです。

世界を見て回っている、という強者女子もいました。

 

そして、男の子は恐らく親のコネなどで就職したんだろうなぁという感じの子が多く、一般的なサラリーマンよりも高い所得を得ている人が多いようでした。

 

この小学校に入れていた親御さん達は、子供が独り立ちするまでではなく『お墓くらいまで』面倒みちゃえる人達が多いのです。もしかしたらもいけるかもしれません。

別の世界の住人に見えた

私は中学で別の中高一貫校に行きました。

中学に行ってから、父の事業が傾き始め、高校は進学したものの学費が滞り、

私は16歳から自立し社会の荒波にもまれて過ごしました。

 

そのため、この同窓会に参加する前は胃がきりきりしました。

『今、何やってるの?どんな生活してるの?』

その事を聞かれるのが凄く怖かったからです。

 

同窓会に参加してみて、みんなが別の世界の住人に見えました。

私はこの中に昔いたんだよなぁ~、不思議だなぁ~、

そんな感じでした。

夢落ち

小学校時代のことは自分で思い出しても、何とも浮世離れしてるなぁ~と感じます。

本当に私あそこに通っていたのかしら?

 

いやいや、もしかしたら、本当にだったのかもしれません。