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中学受験 御三家に受かる子とは?偏差値70の壁 求められる算数脳

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お金のかかる中学受験

中学受験は物凄く特殊な世界だ。

お金もかかる。

中学受験は、高校受験・大学受験と比べて最も費用がかかると言われている。

 

小4から受験塾に通うのが一般的だが、3年間の大手塾の塾費用だけで大体250万円。

その他、通塾の交通費などもろもろ合算すれば、受験準備資金として、300万円~は用意する必要がある。

お金をかけるならば

『子供を出来る限り良い学校に入れてあげたい!お金ならいくらでも出すわ!』

という方もいるだろうが、

『そこまでの費用をかけるなら、ある程度上位の学校に入って欲しい』

って人もいるだろう。

 

今回は中学受験において、一番のキーとなるポイントを私の体験談を元にお話ししたい。

中学受験に挑戦しようか迷っている方やいずれ中学受験を視野に入れている方の参考になれば幸いだ。

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また記事が長くなってしまった~(; ̄ー ̄A

中学受験体験記 

私は中学受験経験者だ。

小学6年から受験勉強を始め、偏差値65の難関校と言われる所に進学。

 

受験塾に入ったのが小6の5月で、それまで

バイオリン・ピアノ・バレエ・お習字・そろばん・テニス

と習い事をかけ持ちしていた。

このうちバレエ・お習字・そろばんは週に2回

そのため多い時で1日に3つの習い事をこなす日もあった。

 

当然自宅学習をする時間はほぼなく、宿題こそしたものの、それ以外は一切やっていなかったが、学校の成績は良かった。

親子二人三脚 

入塾テスト時の偏差値は50程度。

むしろ『50もあったね~』と喜んだほどだ。

小学6年の5月から本当に全くの0からの受験勉強のスタート。

習い事もピアノ以外はすべてやめた。

 

2月1日の試験日までの9か月間、

『頑張った』などという言葉では良い表せないほどそれこそ『頑張った』のだが、

親がその環境を整えてくれた事が大前提としてある。

私の母はメンヘラ的な部分があるのだが、この9ヵ月間に限ってはメンヘラを封印して全力でサポートしてくれた。

決して私だけの力では入れなった。

落ちた第一志望

ここまで聞くと自慢話に聞こえるかもしれないが、そうではない。

 

私の第一志望は偏差値72の女子御三家の頂点の桜蔭で、その第一志望の桜蔭に落ちた受験敗者なのだ。

 

合格発表の帰り道、親に申し訳なくて親の顔が見れなかった。

 

親も親で、私があまりに落胆しているように見えたらしく、何と声をかけて良いか分からなかったと後に言っていた。

出題範囲は学校の勉強ではほとんど出ない

受験勉強を始める前は、『頑張れば何とかなるっしょ!』と気楽に構えていたのだが

いざ、出題範囲である『覚えなければいけない量』を目の当たりにした時

小学生の私ですら、『これは9カ月じゃ足りない』と思った。

 

4教科である、算数・国語・理科・社会

このうち、算数・理科・社会は新たに覚える事だらけだった。

いやもうそれほとんどじゃないか!って感じだが、本当にそうなのである。

 

中学受験の特殊性はこのあたりにあると思う。

出題範囲のほとんどが学校では習わない事なのだ。

努力で何とかなる科目:社会

必然的に国語の勉強は後回しになった。国語が得意だったのもあるが。

 

新たに覚えなければならない、算数・理科・社会のうち

努力で何とかなるのが社会である。

暗記科目だからだ。

 

受験勉強では、算数と理科の思考系問題で頭がパンクしそうになると

休憩がてら、社会の暗記作業を進めていた。

ウィークポイント 

問題は算数と理科だ。

算数の図形問題と理科の物理系問題

私のウィークポイントだった。

 

ちなみに、図形の中でも立体図形は、より難易度が高いらしいのだが、なぜか立体図形はそこそこ出来た。

ただのカエルだった

小学6年にして、自分は文系の人間なのだ、と気付かされる。

 

学校の成績は良かったし、算数は得意中の得意!と思っていたのに。

完全に井の中の蛙。げろげろげ~である。

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中学受験は算数勝負

『中学受験は算数で決まる』

とはよく言われる言葉だ。

算数は国語と並んで配点が高い事や、受験者平均と合格者平均の点差が大きい事などが、理由としてあげられる。

御三家の出題傾向

更に突っ込んで言うと、図形問題が苦手な時点で御三家は諦めた方がいい。

逆に言えば、図形問題が得意ならば、かなりの武器になる。

 

2017年の算数の過去問をざっと見て欲しい

 

ざっとだ。

 

間違っても解こうとしない方がいい。

めまいか鼻血が出る危険がある。

開成中学

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桜蔭中学 

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灘中学 1日目 問題2枚目

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出典:

2017年 国立・私立中学校 入試問題(過去問)・解答速報 掲載校の一覧 | インターエデュ

2017年度中学入試解答速報|中学受験塾の四谷大塚

図形問題の比重

ざっと見て分かるように、図形問題が半分以上あるのである。

 

特に男子御三家最高峰の開成にいたっては最初の計算問題以外全部図形だ!!

例題を見てみよう

どうして図形問題がこんなに出されるの?と思った方もいるかもしれない。

一度やってみて頂いた方が分かりやすいかと思うので、例題を用意した。

 

灘中学2016年の出題問題。

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出典:面積比は?(2016年 灘中学): これが中学入試に出た図形問題!

 

良ければ少しやって見て欲しい。

私は解けなかった!

 

 

答え出すよ~!

 

 

 

良い?

 

 

 

本当に答え出すよ~!

 

 

 

じゃん!

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解き方を思いつけるかどうか

解けた人、本当に尊敬します。

 

ねぇどうしてこんな解き方思いつけるの?

ねぇどうしてそこに補助線ひこうと思ったの?

ねぇどうして?どうして?

 

当時の私は難解な図形問題をやるたびに、いつもこの様に思っていた。

そして大人になった今でも、久しぶりに図形問題に挑戦して、全く同じように思っている。

なぜここまで図形問題が出されるのか?

鶴亀算に代表される特殊算はある程度、解法を暗記すれば何とかなる。

 

が、図形問題はそうはいかない。

 

思考力ひらめきが必要なのだ。

 

 

図形問題は、もはや知恵の輪そのもの。

 

 

付け焼刃の暗記では太刀打ちできない。

柔軟性・試行錯誤する力・ひらめき・粘り強さといった、

その人の本質を見られるのだ。

小4から受験勉強をやっていたら?

もしも、私が小4から受験勉強を開始していたら、どうだったろう?と考えてみる。

 

図形問題もかなりやり込めば、解法をパターン化させる事が出来るらしいので、

小4から勉強を開始していれば、あるいは御三家に行けた可能性もあるかもしれない。

 

が、自分の皮膚感覚として、例え小4から受験勉強を開始していたとしても

この難解な図形問題を解けるようになる気がしないのだ。

偏差値70の壁

勉強の『量』だけでは越えられない

偏差値70の壁。

ここを越えるためには小4からじゃ遅い。

この問題を解ける人間は自分とは根本的に何かが違う。

私が中学受験を経験して感じた事だ。

小4の時点で、御三家に行ける人間は決まっているのかもしれない。

新4年生で入塾した際の6割の子は卒業(小6)までクラスが変わらない

実はこんなデータもある。

受験塾は一般的に成績順にクラス分けされるのだが

新小学4年で入塾した時に一番上のクラスだった子のうち、6割は卒業までクラスが変わらない。

 

要するに、小4で入塾した際にトップクラスだった子は、そのままずっと変わらずトップなのだ。

 

私は小6から中学受験を経験して、自分の皮膚感覚として偏差値70を超えるには小4からじゃ遅い、と感じたが

データとしても裏づけされていると言える。

新小学4年生で受験塾に入る前に

もし御三家を狙うつもりで、新小学4年生(小学3年の2月)から受験塾に入れる予定の場合、入塾時になるだけトップクラスに入れるように、事前に先取り学習をしておくのも良いかもしれない。

 

特に女の子は、男の子に比べて後伸びしづらく、コツコツ努力型の方が成果が出やすいと言われている。

 

通信教育で大手は【Z会】【進研ゼミ】があるが

  • Z会は余力がある子を更に伸ばす通信教育
  • 進研ゼミは苦手を解消させる補完要素が強い通信教育

とターゲット層が若干違う。

とは言え、幼児~低学年児で先取り学習するのであれば本人の好きな教材の方が勉強も楽しいので、見比べてみると良いと思う。

私のおすすめはZ会だ。

Z会 小学生講座
進研ゼミ 小学講座 

Z会の合格体験記によると、灘中に受かった子は年長で小学2年生コースを先取り学習していたとあった。

図形問題が得意な子にするには?

図形問題に必要な、

柔軟性・試行錯誤する力・ひらめき・粘り強さ

これらは計算ドリルを何百枚やっても、漢字の書き取りを何百回やっても、歴史の年号をいくら暗記しても身につかない。

というか、そもそも資質や性格の域だ。

我が家の子供は現在3歳と0歳だが、この資質を養う事を念頭において子育てをしている。

 

特に、何でも良いから子供にとって好きな事に没頭させる、という事を心掛けている。

好きな事をしていれば、自然と頭はより柔軟になるし、試行錯誤しながら新たな遊び方をひらめき、そうして長い時間粘り強く遊べる。

幼少時から図形を意識させる遊び 

そして図形に触れさせることも重要だろう。

手頃な所で言えば折り紙はその代表格。

またタングラムも良い。長女も2歳台の頃よくやっていた。

あらかた出来るようになってからはパタリとやらなくなったが。

 

マグフォーマーもおすすめだ

長女が1歳1カ月の頃に買い与え、3歳でハサミにハマるまでほぼ毎日やっていた。 

ハサミにハマってから、しばらくやっていなかったが、

次女が動くようになってハサミを届かない場所に置いたせいか、

また最近毎日やるようになった。

 

長女が1人で作った作品を紹介する。

立体型の星(1歳後半)

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62ピース全て使った球体(2歳後半)

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ちなみに。。

追加パーツを安さに釣られてマグ〇〇というマグフォーマーの模倣品を買ってしまったのだが、大失敗だった。

作りも甘いし、磁石も弱かったり、回転しなかったりで、大きな物を作ろうとすると作りの甘さが足を引っ張って、すぐに崩れ落ちてしまうのだ。

大きな物を作りたくて追加パーツを買ったのに、フラストレーションばっかりたまって、本当にダメダメだった。

買うなら模倣品じゃなくて、本家のマグフォーマーを買う事をおすすめする。

本家マグフォーマーは安くはないが、年齢があがっても遊べる優秀なおもちゃである。 

 

中学受験するの?

ここまでやってると、子供に中学受験させる気満々な感じに思えるかもしれないが、実のところ、中学受験する予定はない。

本人がやる気にならないと受験勉強には耐えられないからだ。

本人がやる気で、かつ、素養が備わっていたらもしかしたら考えるかもしれない。

 

ではなぜ、こんなに図形問題を意識した子育てをしているかと言えば、

幼児期から働きかければ、図形に強くなるのか?

という答えが知りたいのだ。はっきり言って私の好奇心だ。

 

それに加え、図形問題に必要な柔軟性・試行錯誤する力・ひらめき・粘り強さといった素養は

社会に出た時にそのまま役に立つ、地頭の良さにつながっていると思うからだ。

まとめ 

  • 偏差値70の壁を超えるには算数、特に図形が得意なタイプが良い。
  • 図形問題は柔軟性・試行錯誤する力・ひらめき・粘り強さが必要。
  • この素養は小4からでは身につかない可能性が高い。
  • 身につけるには幼少期から好きな事に没頭させ、更に図形に触れさせる必要がある。
  • この素養は受験をしなくても社会に出た時に役立つ地頭の良さにつながっている。 

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