すみれもん-ママができること

楽しく生きる、楽しく学ぶ、を伝えたい。

灘→東大理Ⅲ3兄弟の佐藤ママの本を今さら読んでみた

佐藤ママってご存じでしょうか?

3兄弟を灘中学から東大理Ⅲに合格させたお母さんです。

一番下の娘さんの大学受験が終わったからか、最近は佐藤ママがテレビに出る事も増えてきたのでその存在をご存じの方も多いかもしれません。

この本を執筆されているときは、まだ一番下の娘さんは東大受験前でしたが、2017年3月にめでたく東大理Ⅲに現役合格し、晴れて兄弟4人全員東大理Ⅲとなったわけです。 

読まず嫌いの敬遠をしていた

本の存在はかなり前から知っていましたし、手に取る機会は何度となくあったのですが、

  • 学校の準備は全て親がする
  • 家のお手伝いはさせない

などが書いてある事を事前情報として知っていたため、ちょっと自分とは考え方が違うかな~と思ってあえて読んでなかったんですよね。


が、本当はどんな事が書いてあるんだろう?と気になったので

佐藤ママの本も読んでみるか!
遅ればせながら先日読んでみました。

率直な感想 

読んでみて思いましたが、これはなかなか真似できないです(笑)

 


このお母さん強いです。

 

 

徹底してます。

 

スパルタ的な怖い意味での『強さ』ではなく

 

意志の『強さ』を猛烈に感じます。

 

子供全員、バケモノしか入れないとまで言われる東大理Ⅲに合格させてますので、

子供を東大理Ⅲに合格させてあげたい、という方は佐藤ママの教育メゾットを真似するというのは方向性として間違っていないと思います。

 

が、真似しきるのは難しいと思います。

真似しようとしても真似しきれないと思ったポイント

佐藤ママのように子供4人全員に情熱を持って面倒見てあげられない

我が家は子供二人ですが、すでに次女は長女の時に比べて適当です。


『適当』というと、マイナスなイメージを持たれるかもしれませんが、肩の力を抜いて育児できてる、と自分ではポジティブにとらえています。


佐藤ママは100%、いや120%位の情熱を全ての子にかけています。(しかも子供が4人!)

なかなか真似できる事ではありません。


子供に合う参考書や必要な勉強法を的確に見極める目を大抵の親は持っていない

佐藤ママは大学受験のその日までほぼ『付きっ切りで』子供たちの勉強と生活のサポートをしてあげています。それが出来るだけでも凄いのですが、必要な参考書や勉強法は佐藤ママが考えて子供たちに提供しています。

 

佐藤ママが実践した具体的な勉強法やおすすめの参考書も本には書かれています。

が、兄弟のそれぞれの性格に合わせて臨機応変にやり方を変えています

 

こういう勉強法で長男は伸びたよ!次男にはこうしたよ!三男にはこうしたよ!

 

惜しむことなく書かれていますが、要は勉強法をそっくりそのまま自分の子供に当てはめてもダメってこと。

 

自分の子供に合うやり方を見つけなければ意味がありません。

 

大抵の親は佐藤ママのような見極める目を持っていないのではないかと思います。

佐藤ママだからできたこと、だと思います。

 

『東大理Ⅲに入れないなんて可哀相だ!』と思えない

 本の中で『そんなに勉強させなくても・・・』と子供たちがまだ小さい頃に、佐藤ママがご主人に言われ、

『志望校に入れない方がよっぽどかわいそうだ!』と言い返したというエピソードがありました。

 

要するに、東大理Ⅲに入れない事が可哀相な事だと、佐藤ママは考えているんですね。

 

自由にのびのび子育てをしよう!と思っている親御さんでも

例えば箸の正しい使い方は、子供が大きくなった時に出来なかったら可哀相だから、きっちり教えてあげたい!という考えの方は少なくないと思います。

 

佐藤ママにとっての東大理Ⅲ合格は、箸の正しい使い方と同等レベルにとらえてるわけです。

 

この辺の考え方が勉強優先を徹底させる意志の強さにつながっているのだと思いますが、普通はここまで思えません。

 

恐らく佐藤ママは普通の人に比べて子供を心配する気持ちが強いのだと思います。

転んで突き刺して万が一死亡でもしたら・・・と、フォークを子供が小学2年になるまで使わせなかったというエピソードからもそれが伺えます。

 

賢いやつ順に受かるんじゃない

私がこの本の中で一番グサッときた言葉があります。

 

『受験は賢いやつ順に受かるんじゃないぞ。要領がいい順に受かるんだ。受験に通りたいなら要領よくやれ』

 

佐藤家の長男が、中学受験の勉強で伸び悩む三男に向けて言った言葉です。

効率の良い勉強法を教えてしまってよいのか?

私は子供に知識その物を教えるのではなく、

勉強に向き合う姿勢、勉強を楽しむ事、を教えたいと思っています。

 

私自身、短期決戦で受験に挑んだ経験があるので、効率の良い勉強のやり方を教える事はある程度までならできますが、それを易々と教えてよいのか?

ゆくゆくは、自分に合う勉強方法を自分で見付けられるようになって欲しい。

その場合、勉強法に口出しをし過ぎると本人の試行錯誤力が落ちてしまわないか?

と考えています。

 

 

が、佐藤ママに言わせるとそれは親の怠慢なんだそう・・・。

 

 

そして佐藤家長男も『受験は要領だ』と言っています。

確かにそのとおり。

要領よく勉強した方が合格には近道です。

 

子供が効率よく進められるであろう勉強法を親が初めから教えてしまう事の方が子供のためなんだろうか?

 

この本を読んで考えさせられた部分でした。

関連記事

私の中学受験体験記

www.sumilemon.com

 

 脳科学から見る効率の良い子育て

www.sumilemon.com