中学受験

中学受験 偏差値65と70の差【思考力】は小4までに鍛えよう

偏差値65と偏差値70の差

私は中学受験経験者です。

詳しくはこちらの記事を読んで頂ければと思いますが、

中学受験 小学6年スタートで偏差値65の中高一貫校に合格した話

私は全くのゼロから小学6年の5月から中学受験勉強を開始し、偏差値65の難関校と呼ばれる中高一貫校に進学しました。 この記事では私自身の中学受験体験記をせきららに!語りたいと思います。 『突然子供が中学 ...

 

中学受験経験者として、このブログ内で何度なく、

御三家合格(偏差値70以上)に必要なのは『思考力』というのを訴えてきました。

 

私自身は小学6年から受験勉強を始め、偏差値65の難関校と呼ばれる中学に進学しました。

が。

第一志望は偏差値72の桜蔭でした。散りました。撃沈しました。

偏差値65と偏差値70って数字上ではたった5の差ですが、ここには本当に大きな壁があります。

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中学受験は算数で決まる

中学受験は算数で決まる、とはよく言われる事ですが実際私も受験勉強期間の8割を算数に費やしました。

計算ドリルは低学年の頃に相当な枚数をこなしていたので、計算スピードは誰にも負けない位早かったのですが、足を引っ張ったのは算数の図形問題です。

計算がいくら早く出来たって解く事が出来ないまるでパズルのような、知恵の輪のような、難解な図形問題が御三家・難関中学の算数はメインで出題されます

画像は灘中学の過去問です。

 

この問題が解ける人間は自分とは根本的に何かが違う。

偏差値70を超える人間は限られている。

 

小学生ながらに思った事です。

 

勉強『量』では埋まらない差

偏差値65までなら勉強量で何とかいけます。

が、偏差値70以上は勉強『量』だけではどうにもなりません。

 

この思考力は勉強の量だけではひっくり返せないんです。

がり勉したって、逆立ちしたって敵わない。

 

 

なぜなら、思考力は性格的要素も含まれるため、

一朝一夕で身に付くような類の物ではないからです!

 

知恵の輪をどこまで粘れるか

皆さん、知恵の輪はやった事あるでしょうか?

何回かカチャカチャ動かすと、すぐに解ける事もありますよね。

ここで重要なのは『解けたかどうか』ではありません。

知恵の輪が出来なかった時の行動が重要です。

なかなか答えが分からない難解な知恵の輪をずっとやってると、だんだん戦意喪失して諦めたくなってきますよね。

『これどうやるのー?』とすぐに答えを聞いてしまう子(私です)がいる一方で

粘り強く、何分も何時間も、時には何日もかけ、自力で解こうと思考し続ける子もいます。

性格的要素

『これどうやるのー?』と聞いてしまう人間は、偏差値65止まりです。

思考し続ける忍耐力・精神力・諦めない気持ち・自力で解くんだ!という意志

を持ってないと中学偏差値70は超えられません。

 

もうこれって、勉強うんぬんじゃなく、性格的要素の問題です。

中学御三家出身者が、企業の就職で有利になるのは、ただ単に能力が高いからだけではなく、この性格的資質を持っている子が多いからに他なりません。

 

言い換えれば、自分で考える力・自分で解決しようとする力・思考し続ける力 すなわち思考力です。

思考力を鍛えるのは小4からじゃ遅い

中学受験を経験して、偏差値70を超えるために必要だったスキル、自分に足りなかったスキルは『思考力』だと身を持って痛感しました。

 

通常、中学受験をする子は新小学4年生からの通塾がスタンダードになっていますが

御三家合格に必要な思考力を鍛えるには、小4からでは遅い、

というのが小6から受験勉強を始めた私ですが、自分の皮膚感覚として思った事です。

10歳以降に性格を変えるのは難しい

なぜそう思ったかと言えば、自分の性格的資質(知恵の輪にずっと取り組み続けれるかような忍耐力や思考力)が、小4以降に劇的に変わるとは思えなかったからです。

小4は、年齢にしてみれば10歳。

10歳の時点で思考し続ける忍耐力のない人間が、その後の2~3年間で偏差値70を超える程に劇的に改善されるでしょうか?

小4の入塾時のトップクラスの6割は受験終了までクラスが変わらない

実はこんなデータもあります。

中学受験塾では、通常成績順にクラス編成されますが、

入塾時に一番上のクラスだった生徒の6割は受験終了までクラスが変わらないのです。

詳しくはこちらの本を読んで下さい。

 

これどういう事か分かるでしょうか?

各塾、一番良いクラスにいる子が大体御三家難関校に進学しますよね。

そのうちの6割は、小4からずっとそのクラスにいるんです!

よ う す る に

御三家に入れるかは、小4の時点で6割決まってるようなものなんです!

思考力の鍛え方

じゃぁ一体全体、この思考力とやらは、どうやって鍛えるんだろう?

 

その答えを一冊の本の中に見出しました。

この著書は、

灘校→東大→東大大学院→国家公務員試験一種2年連続合格→NHKアナウンサー試験→医師国家試験→政策秘担当秘書資格→衆院議員公設第一秘書→東大大学院医学博士取得と、名だたる難関試験をすべてストレートで合格していらっしゃるキングオブ受験です。

キングがおっしゃるには

 思考力を高めるには、「制限時間を設けず、競争もせず、難しい問題にじっくり取り組む事。」

1問につき1~2週間、ときには1カ月かかってもOKです。

 

1カ月かけて1つの問題に取り組むなんて発想は私の中にありませんでした。

そのくらい私には難問に挑み続ける忍耐力はなかったし、この記述を読んで、そこまでする人間が御三家に行くのか!と目から鱗でした。

 

詳しくはこちらの記事でも書いていますが

中学受験 御三家に合格する子の育て方 公文式のメリットとデメリット

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もしお子さんが、計算が早くて、ケアレスミス多くて、学校ではブイブイ言わしてる成績が良いタイプ(私の事です)だったら要注意です。

計算力ばっかり高くて、思考力が育ってない可能性があります!

しっかり思考力も鍛えてあげてください!

小学4年生で受験塾に入るまでの過ごし方

もし御三家を狙うつもりで、新小学4年生(小学3年の2月)から受験塾に入れる予定の場合、入塾時までに思考力に必要な性格的資質を養わなければいけません。

これを養うには、自分一人で難問にじっくり向き合う経験を積ませなければなりません。

SAPIX(サピックス)の低学年講座について

御三家合格に圧倒的シェアを持つSAPIX(サピックス)。

サピックスが低学年向けにディスカッション式の授業を展開して『思考力』を鍛えるとうたっていますが、これは受験に必要な能力にはつながらないのではないかと私は思っています。

なぜなら御三家合格に必要な力は、ディスカッションして答えを導き出すような類の物ではないからです。

一人で孤独に難問にじっくり向き合う力が必要です。

 

ディスカッション形式の授業が人間形成にマイナスとは言いません。むしろプラスになると思います。

議論し討論し合うという経験は人生においてはプラスになるでしょう。(2回目w)

が!

サピックスの低学年から行っている子の御三家難関校合格率が今一つ伸びていないのは、受験に必要な素養を鍛える方法としてはズレているからではないでしょうか?

 

また、先に通塾させる事で、ある程度のアドバンテージを稼げる、と思うかもしれませんが、

小4から地力のある子も含めて一斉に入塾してきます。

その時、万が一クラスが落ちてしまった時、先に通塾していた子達のプライドはどうなるでしょうか?

負けるもんかってなれば良いのですが、通塾歴が長ければ長い子ほど、後から入ってきた子との地力の差を感じて戦意喪失してしまわないでしょうか?

私はここが一番心配です。

先取り学習したいなら

もしも新小学4年まで何をして良いか分からないというのであれば、私は通信教育をおすすめします。

理由は2点

  1. 通塾よりも時間を短縮できる
  2. 自分の力量に合わせて先取り出来る

実は1と2は同じ意味を持っています。

何だか分かりますか?

 

『効率』です。

 

やる事は沢山ある

中学受験を考えた場合、低学年のうちに子供にやってもらわなければいけない事は結構沢山あります。

宿題・基礎学習(読み書きや計算力)・思考力強化・読書・レジャー・外遊び

レジャーや外遊びは一見受験に関係ないように思えますが、低学年のうちはここをおろそかにしてはいけません。

きれいごとではなく、人生経験が豊富で子供としての心のバランスが取れていないと、厳しい受験勉強に耐えられないからです。

人生経験をレジャーで、子供としての心のバランスを外遊びで、という風に遊びやレジャーの時間も捻出しなければいけません。

本当に時間がないのです。

 

そう考えると『効率』というのは非常に重要になってきます。

塾と比較した場合、通塾にかかる時間がまず短縮できます。

それだけでなく、集団授業の塾の場合、講義の内容や進む早さはカリキュラムが決められていますし、例えば1年生で3年生の授業を受けたり何かは出来ません。

自分の力量に合った勉強をする事は一番の効率につながるのは自明の理です。

通信教育であれば、各社見比べて自分のレベルに合った物を受講する事が出来ますし、余力があれば先取りで上の学年の講座を受講する事も可能です。

通信教育大手2社

通信教育で大手は【Z会】【進研ゼミ】がありますが

  • Z会は余力がある子を更に伸ばす通信教育
  • 進研ゼミは苦手を解消させる補完要素が強い通信教育

とターゲット層が若干違います。

とは言え、幼児~低学年児で先取り学習するのであれば本人の好きな教材の方が勉強も楽しいので、見比べてみると良いと思います。

が、

難問にじっくり取り組む経験を積ませて思考力も鍛える、という点も考えると私はZ会をおすすめします。

Z会の合格体験記によると、灘中に受かった子は年長で小学2年生コースを先取り学習していたとあります。

入塾時のクラス編成が将来を占うという部分があるため、なるだけトップクラスに入れるように、余力がありそうであれば学年が上の講座を受講して事前に先取り学習をしておくのも良いと思います。

特に女の子は、男の子に比べて後伸びしづらく、コツコツ努力型の方が成果が出やすいと言われています。

まとめ

  • 偏差値65と偏差値70の差は思考力である
  • 思考力は性格的素養も含まれるため、小4前までに鍛えておきたい
  • 低学年の時に先取り学習させたいなら通塾より通信教育がおすすめ

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  • この記事を書いた人

すみれもん

7歳と4歳の姉妹を子育て中の主婦。 MENSA会員。 『思考力』重視の子育て。 子供達には知識その物を教えるよりも考えたり、調べたり、自分で色々やってみたりする事を伝えたいです。 詳しいプロフィールはこちら> 自己紹介*このブログについて  ツイッターやってます >ツイッターはこちら

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